未来のデザインをサポートする、THINK & DO TANK です。

現代社会は、社会構造の変化と技術革新によって再編・再生の時代を迎えています。まちづくり、建築、商品開発、環境、コミュニティ………さまざまな分野においてこれからの社会をデザインするために求められているのは、これまでとは異なるアクシスの発見です。それに即してデザイン領域も拡張しつつあり、さまざまな分野の知見の横断と連携がますます必須となっています。 いま必要なのは、従来とは異なる新しい角度からの領域への挑戦です。私たちFuture research Instituteは、未来をデザインするさまざまなプロジェクトを企画から実施までサポートすると同時に、私たちの未来に関する調査と研究を行う機関です。

Future research Instituteのミッションは、次の通りです。

1. 未来を調査すること。
創造は想像と検証から生まれます。社会が急速に変化しつつある中で、未来を示唆する事実や知見に気づくことは、イノベーションの第一歩と言えるでしょう。FRIではオブザベーション・リサーチやフィールドワーク、インタビューなどによる定性調査、スペキュラティブ・デザインなどのリサーチ手法により、未来の仮説づくりと検証を行い、それぞれのやり方で未来を検証します。

2. 素晴らしい未来をつくるクリエイティブなプロジェクトに積極的に関わり、実現のためのサポートを行うこと。
クリエイティブな現場においては、デザイン以外の多くの職能が求められます。例えば、プロジェクトの情報管理業務、地道なリサーチ業務、イベントなどの運営・コーディネイト業務、広報・PR業務などです。デザインにおけるこうしたマネジメント業務の潜在的なニーズに応え、クリエイティブなプロジェクトに並走してさまざまなノウハウを提供します。

3. 未来のデザインを研究すること。
未来を想像し、創造していくさまざまなアイデアを蓄積します。デザインの歴史と知見を検証し直し、次世代のデザインの礎となる研究母体となります。

未来づくりのパートナーとして、各種サポート業務を行います。

・リサーチ・研究業務
・仮説形成・視覚化業務
・プロジェクト企画・マネジメント業務
・イベントの企画・運営・コーディネイト業務
・広報・PR業務
・共同開発現場における情報管理業務
・デザインの基礎研究

また、多様な分野の人々をつなぎ、知とノウハウの連携を行います。

紫牟田 伸子 / Noriko Shimuta

  • 編集家
  • プロジェクトエディター
  • デザインプロデュサー
  • 美術出版社『BT/美術手帖』『デザインの現場』編集部を経て、日本デザインセンターにて「ものごとの編集」を軸に、商品企画、コミュニケーショ ン・プランニング/デザイン・プランニング/デザイン・プロデュースなど、社会や地域に適切に作用することを目指したデザイン・マネジメントを行 う。2011年8月円満退社。同年9月より個人事務所開設。主な共著に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』(宣伝会 議)など。

    蘆田 暢人 / Masato Ashida

  • 建築家 / Architect
  • 蘆田暢人建築設計事務所代表 / Representative of Ashida Masato Architectural Design Office
  • ENERGY MEET共同代表 / Co-founder of ENERGY MEET
  • 2001年京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。2001~11年内藤廣建築設計事務所勤務。2012年蘆田暢人建築設計事務所設立。同年ENERGY MEETをオオニシ・タクヤと共同設立。建築の設計にとどまらず、エネルギーとデザインをテーマに、家具からまちづくりまで幅広い領域で活動を行う。代表作「折板屋根の家」「松之山温泉景観整備計画」「NEST(Natural Energy Sustainable Treehouse)」。「これからの建築士賞」、「グッドデザイン賞」、「日本都市計画家協会賞」など受賞。 / Ashida is an architect, a representative of “Ashida Masato architectural design Office” founded in 2012, and a co-founder of Energy Meet founded in 2012. Ashida received his master’s degree from Kyoto University, department of Architecture and Architectural Engineering in 2001. He served at Naito Architect & Associates from 2001 to 2011. Ashida’s activies go beyond architectural designs and expands into furniture design and community building.

    オオニシ タクヤ / Takuya Onishi

  • ENERGY MEET共同代表 / Co-founder of ENERGYMEET
  • 慶應義塾大学環境情報学部准教授 / Associate Professor, Faculty of Environment and Information Studies, Keio University
  • 1994年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、Architectural Association School of Architecture(英)に留学。2000年同校首席で卒業、英国王立建築家協会よりプレジデンツメダル・修士課程最優秀賞受賞。2001年軽量・極限建築のデザインに特化したLAUNCHPAD05を立上げ、タイに移住。 キングモンクット工科大学、チュラロンコーン大学で講師やデザイン・ディレクターを務める。2012年ENERGY MEETを蘆田暢人と共同設立。2014年慶應義塾大学准教授に就任、オオニシタクヤ研究室を立上げエネルギーデザインの研究を進めている。 / Takuya Onishi, Architect, educator and energy designer who graduated Musashino Art University and Architectural Association School of Architecture with AADiploma Honor in 2000, and also received Presidents Medal from RIBA (Royal Institute of British Architects) in the same year. He had been practicing in light-weight and extreme architecture immediately after the graduation, and recently developing the design area into energy. He is former instructor at King Mongkut’s University and Chulalongkorn University in Thailand from 2004 – 2014. He is now co-founder of ENERGY MEET Co.,Ltd. and Associate Professor at Keio University SFC.